令和7年11月11日 輸送の安全確保に関する命令発出について
貴社いよいよご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のお引き立てをいただき、厚く御礼申し上げます。
さて、弊社ではお客様にご満足いただけるサービスを提供できるよう、1982年より長年にわたり実質運賃を据え置いてまいりました。
しかしながら、昨今の燃料費や諸経費の高騰により、現行の運賃体系を維持することが困難となりました。お客様にはご負担をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。
今後とも、安全・安心な運航を心掛け、お客様にご満足いただけるサービスを提供してまいりますので、変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
◆改定実施日 : 2025(令和7)年6月1日より
◆対象航路 : 弊社が運航する全航路(以下の表は抜粋)
新運賃の詳細につきましては、弊社ホームページ にてご案内してまいります。
このたび、四国汽船が両備グループの傘下に入ることになり、社長に就任した小嶋光信です。これから皆さんとともに、四国汽船と地域公共交通の維持・発展のために誠心誠意、努力しますので、よろしくお願いします。
両備グループは、旧西大寺鐵道を母なる企業として1910年に創業して115年の歴史があります。また、旅客船部門では1928年に南備海運として日生港から牛窓や宝伝、岡山や小豆島・小江経由高松へのいわば海上バスとして創業し、瀬戸内海で97年の歴史をもつ旅客船業者として草分け的な存在の会社です。
私は、昭和48年のオイルショック後の大赤字になった旧両備運輸(南備海運との合併会社;現両備ホールディングス)を再建するために帰ってきて以来、厳しい業界競争とコスト競争の中で「瀬戸内海を世界の観光地にする」「素晴らしいフェリーを創る」という夢を、国際フェリーの故片山さんや四国汽船の野崎朝光さんと語り合いながら、お互いに同志として頑張ってきました。昨年7月から船員不足の解消のために両備グループとして業務応援をさせていただいて、この三人の夢を実現していくために経営をお引き受けすることになりました。
両備グループは、
1.「社会から会社をお預かりする」という信念で決して私しないことを特徴としています。
2.「忠恕=真心からの思いやり」を経営理念として、その社会への思いやりとして、「社会正義」、お客様への思いやりとして「お客様第一」、社員への思いやりとして「社員の幸せ」を経営方針としています。
世界中をみても、ある程度の規模の会社で「社員の幸せ」を経営方針としている会社は珍しいでしょう。これは皆さんが社会のために、またお客様のために頑張ってくれれば
必ず社員の皆さんが幸せになっていくようにオペレーションしますという会社のコミットメントです。
3.両備グループは、親会社・子会社という言葉は使いません。お互いみな同等の兄弟会社です。頑張ってる会社が良い会社なので、資本関係で親子を言うことはありません。
4.皆さんが幸せになるように「両備ハッピーライフプロジェクト」といって、健康管理・教育・福利厚生など様々な幸せを感じていただけるプログラムがありますから楽しみにしてください。
先ずは、両備グループ入りしたことで、「社員の幸せ」の実現の第一歩として、
1. 働きやすい、公平な職場環境の整備をしていきます。
2. お互いにコミュニケーションの良い明るい会社づくりをします。
これから「瀬戸芸クルーズネットワーク」を創り、瀬戸内海の生活航路として、また、瀬戸内海が「世界の観光地」となるように一緒に夢を創っていきましょう!
この度、四国汽船株式会社は両備ホールディングス株式会社(本社:岡山県岡山市)の100%出資の会社となり、新体制のもと4月1日(火)より両備グループに加わり事業を開始いたしました。
今までのご愛顧に感謝しつつ、より一層お客様のご期待に応えるべく、安全とサービスの向上を図って事業の発展に努めてまいる所存です。
つきましては、今後とも変わらぬご愛顧とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
| 役職 | 氏名 | 備考 |
| 代表取締役社長 | 小嶋 光信 | 両備ホールディングス株式会社 代表取締役会長 |
| 代表取締役専務 COO | 田邉 学 | 両備ホールディングス株式会社 専務執行役員 (トランスポーテーション&トラベル部門長) |
| 取締役常務 海務部長 | 森 大資 | 国際両備フェリー株式会社 取締役常務執行役員 |
| 取締役相談役 | 松田 久 | 両備ホールディングス株式会社 取締役副会長 |
| 取締役相談役 | 松田 敏之 | 両備ホールディングス株式会社 代表取締役社長 |
| 取締役 | 小嶋 光浩 | 国際両備フェリー株式会社 取締役 |
| 取締役 | 荒木 一守 | 両備ホールディングス株式会社 常務執行役員 (両備トランスポートカンパニー長) |
| 取締役 | 井上 政彦 | 国際両備フェリー株式会社 執行役員 |
| 監査役 | 大舘 孝久 | 両備ホールディングス株式会社 取締役常務執行役員 (両備経営サポートカンパニー財務本部本部長 |
※野崎ひとみ前社長他役員6名は退任いたしました。
| 所在地 | 岡山県岡山市北区下石井2-10-12 杜の街グレースオフィススクエア |
| 代表者 | 代表取締役会長兼社長 松田 敏之 |
| 事業内容 | 運輸交通業、不動産業、倉庫・通関業、スーパーマーケット事業等 |
| 売上高 | 352億5800万円/2024年3月期(両備HD単体) ※両備グループ連結:1598憶5600万円 |
| 資本金 | 4億円 |
| 設立年月 | 1910年7月31日 |
| URL | https://www.ryobi-holdings.jp/ |